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高見澤軍縮会議日本政府代表部特命全権大使との面会

5月3日、この日の最初のプログラムは高見澤軍縮会議日本政府代表部特命全権大使との面会でした。高見澤大使は日本政府としての指針や個人の意見を仰っていました。高見澤大使が何度も繰り返し仰っていたのは、視点を変え、色んな角度から物事を見ること、そしてもっとアクティブに活動することでした。実際に、お話の中には核兵器禁止条約に日本が署名しなかったことやアメリカと日本の関係、日本にあるアメリカの基地など多くの例を挙げ、色んな見方ができることを示してくれました。
また、私たちやナガサキ・ユーの質問にも時間いっぱい答えてくださいました。
私たちの今後の活動において起点になるようなお話でした。今後はもっと広く活動していきたいと皆が強く思いました。
次はPEACのサイドイベントについてです!

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ナガサキ・ユース代表団のサイドイベント

5月1日、NGOセッションの後、ナガサキ・ユース代表団のサイドイベントに参加しました。長崎大学の学生がプレゼンテーションを行い、その後意見交換を行いました。 年齢も国籍も関係なく、その場にいる人全員で、平和とは何か、無関心な人に関心を持ってもらうにはどうしたら良いか、どうやったら核兵器を廃絶することができるかを考えました。 このように1つのゴールに向かって、共に考え共に歩み寄るこの光景こそが協働だと感じました。 今日は本当に多くの核廃絶への思いや考えを聞くことができ、自分たちの視野も広がりました。そして、より深くより新しい核廃絶への方法を考えていきたいと強く感じました。 明日はユースフォーラムがあります。今まで練習してきた全てを出し尽くし、核廃絶への想いを世界に伝えてきます! >

解団式

    5月5日、無事広島空港に着き、解団式を行いました。  私たちは、多くの方のご支援があったからこそ、今回の派遣でたくさんの学びを吸収することができました。本当にありがとうございます。      この一週間、私たちはニューヨークで本当に多くのことを学びました。そしてそれは、私たちの考え方の幅を大きく広げるものとなりました。ナガサキ・ユースでのサイドイベントでの、「今を生きる私たちも被爆者」という言葉。高見澤大使が仰った、日本が核兵器禁止条約に署名しない理由。中満さんの「若い世代のあなた達には世界を平和にするパワーがある」という言葉。      色んな国籍の方に会い、色んな年齢の方に会い、色んな意見に出会いました。しかし、皆さんが共通して言っていたのは、「核兵器のない平和な世界をつくる」、「過ちを繰り返してはならない」、「あの日を繰り返してはならない」、「被爆者をもうつくってはならない」、「人類は平和のために協働しなければならない」、そういった平和への願いでした。        「私たちに何が出来るだろう」  今回の派遣で、私たちのパワーは微々たるものであるかもしれないけれど、決して無力ではないことを学びました。帰国後の課題は、この学びをどう活かすか、どう体現するかということです。だから、私たちはこれからも積極的に学び続け、考え続けていきます。そして、行動し続けます。世界が平和になるために。そして、「もう誰にも同じ思いをさせてはならない」という被爆者の声を世界に届けるために。

ユースフォーラム

5月2日、平和首長会議主催のユースフォーラムに参加し、私たちのヒロシマのメッセージをプレゼンテーションとして発信しました。    世界に、より広く自分たちの想いや被爆者の思想を伝えることを「Hello everyone!」と3人で声をそろえ、言うと会場から「おおっ!」という驚きの声があがり、さらに伝えようという気持ちが高まりました。  私たちのプレゼンテーションでは、「Time」をテーマに、これまでにお会いした被爆者の方々のお言葉や上原萌(高3)の曾祖父が入市被爆したこと、その親族の多くがガンや白血病で苦しんだり亡くなったこと、そしてそれが原爆のせいだと上原は信じ、自分にもその影響が出るかもしれないという不安や核の影響は被爆者だけではなく、その家族までも苦しめ続けることを伝えました。そして被爆者の平均年齢が82歳を超え、あの日を聞くことが、難しくなってきたからこそ、私たちはその被爆証言を記憶し、記録し、継承しなければならないと訴えました。それは、世界滅亡を12時とした時の今の世界の残り時間を表す世界終末時計が、残り2分となり、核による人類の滅亡の危険性が高まっているから、より深く核の実相を知り、より広く伝えなければならないと考えたからです。それが核のない平和な世界をつくれる方法だと信じています。「Our time is limited」。だから人類は生きなければならない。という内容です。      発表後、参加者から「とても素晴らしいプレゼンテーションだった」など多くの言葉をかけていただき、少しでも多くの人に被爆者の想いや思想、そして私たちの想いが伝わったと思うと本当に胸がいっぱいになるような気持ちでした。 おはようございます。ブログは残り二つなのでよろしくお願いします