5月2日、平和首長会議主催のユースフォーラムに参加し、私たちのヒロシマのメッセージをプレゼンテーションとして発信しました。世界に、より広く自分たちの想いや被爆者の思想を伝えることを「Hello everyone!」と3人で声をそろえ、言うと会場から「おおっ!」という驚きの声があがり、さらに伝えようという気持ちが高まりました。
私たちのプレゼンテーションでは、「Time」をテーマに、これまでにお会いした被爆者の方々のお言葉や上原萌(高3)の曾祖父が入市被爆したこと、その親族の多くがガンや白血病で苦しんだり亡くなったこと、そしてそれが原爆のせいだと上原は信じ、自分にもその影響が出るかもしれないという不安や核の影響は被爆者だけではなく、その家族までも苦しめ続けることを伝えました。そして被爆者の平均年齢が82歳を超え、あの日を聞くことが、難しくなってきたからこそ、私たちはその被爆証言を記憶し、記録し、継承しなければならないと訴えました。それは、世界滅亡を12時とした時の今の世界の残り時間を表す世界終末時計が、残り2分となり、核による人類の滅亡の危険性が高まっているから、より深く核の実相を知り、より広く伝えなければならないと考えたからです。それが核のない平和な世界をつくれる方法だと信じています。「Our time is limited」。だから人類は生きなければならない。という内容です。発表後、参加者から「とても素晴らしいプレゼンテーションだった」など多くの言葉をかけていただき、少しでも多くの人に被爆者の想いや思想、そして私たちの想いが伝わったと思うと本当に胸がいっぱいになるような気持ちでした。おはようございます。ブログは残り二つなのでよろしくお願いします